お酒好きの方にとっては定番のおつまみ・燻製。
もともとは食べものの保存性を高めるために取り入れていた加工方法ですが、燻すことで凝縮された旨みと深い香りは、今でも人々を虜にしてやみません。
さて、海と山の豊富な食材に恵まれた北海道で、先人から受け継いだ製法を守り続けているのが、余市の「南保留太郎商店」さん。
いくつかある燻製法のなかでも特に難しい「冷燻」という方法をとって、約1~3週間にわたりじっくりと食材を燻していくのが同店のこだわりです。
今日は、同店を営む熟練燻師・南保敬二さんが生んだ希少な燻製グルメをご紹介します!
1.燻たま
スーパーやコンビニで見かける燻製たまごとはまさしく別格!
本来のたまごにない香りと旨みをたっぷりと纏ったこちらの「燻たま」は、奥深い燻製の世界へとまず足を踏み込むにはぴったりの逸品です。
ゆでたまご特有の臭みを綺麗さっぱり吹き飛ばしたことで、しっとり食感と深みのある味わいを存分に堪能できるのが特徴。
絶妙な塩加減であらかじめ味つけられているので、まずは殻をむいて、そのまま食べてみてくださいね。
2.甘えびの燻製
次にご紹介するのは、とれたての甘えびを塩だけでシンプルに燻した希少な逸品。
身の内側にたっぷりつまった「みそ」まで余すことなく堪能できるのは、新鮮なものを使っているからこその贅沢!
パリパリ、サクサクと頭から尻尾まで食べ尽くせるやわらか仕上げ。噛めば噛むほどに染みだしてくる旨みに、病みつきになってしまうこと確実です。
3.燻し奴
見た目はまるでスモークチーズのようですが…最後は、なんとも珍しい豆腐の燻製。
丹念に燻したことで、本来の豆腐にはないしっとりあっさりとした食感と風味が備わり、まったく新しい食材へと生まれ変わりました。
塩とハーブだけのシンプルな味つけのため、さまざまなお料理にアレンジ可能。豆腐本来のポテンシャルと使いやすさはそのまま、これまでになかったおいしさとの出会いが楽しめるでしょう。
いかがでしたか? 北海道の熟練燻師がつくり出す極上の燻製グルメ。
脂の乗ったニシンや鮭、ホタテの燻製なども多く並ぶ「南保留太郎商店」さん、気になった方はぜひネットショップをチェックしてみてくださいね。