甘口や辛口、純米酒や本醸造酒など、ふだん日本酒を飲まない人には難しい用語が多い日本酒。今回は、社内の日本酒好きスタッフたちに集まってもらい、「難しい用語を使わないで！」とお願いして、日本酒のおいしさを語ってもらいました。

日本酒が大好きなメンバー

谷口：「カラーミーショップ」のエンジニア。
人から勧められた日本酒を飲んで「おいしい日本酒は本当においしい！」と感激、日本酒道を深掘りするように。
好きな銘柄：王祿

天野：「minne」のエンジニア。
毎年実家で飲むお屠蘇がいいお酒だったので、「うめえな…」と日本酒好きに。家族が一杯づつ飲んで、残りすべてをひとりで飲んでいます。
好きな銘柄：鼎
今年のお屠蘇は梵

白方：「よむよむカラメル」スタッフ。
日本のあちこちを旅行していた時期に、うつわと一緒に小さな日本酒の瓶を買っていて日本酒が好きになりました。
好きな銘柄：山本、宗玄

日本酒って、どんなふうにおいしいの？

さっそくですが、日本酒って、どんなふうにおいしいのですか？

日本酒には「お米の味が広がる」という表現がよく使われるのですが、日本人の舌がお米の味に慣れているという点で、他のアルコール類に比べて親しみやすくおいしいのかなと思います。僕にとって日本酒は、酔うためというより味を楽しむためのものです。

僕は、飲むたびにいろんな味があるのが楽しいなって思っています。
他の種類のお酒でも味はいろいろあるんだろうなとは思うんですが、日本酒の方が僕はわかりやすいです。ワインの違いはあまりわからないけれど、日本酒ならわかるぞ！っていう。あと、安いですしね。

安いですね！ウイスキーなんかは、日本酒の３倍くらいの値段がしますよね。

ウイスキーのいいやつを買おうと思ったら、ひと瓶10万円くらいしちゃいますね。

日本酒と比べて高いんですね。

ウイスキーのおいしいものは、その状態にするまでに何十年とかかっている上に輸入費もかかるので…。日本酒はほとんどが国内で作られていることもあって、移動費がかからないですよね。

それに、日本酒は味にグラデーションがあって楽しいです。

たしかに。飲んでいれば、どれか好みのものが見つかりますよね。

そうそう、必ず気に入るのがある。

なにかしらのアルコールが飲めるのであれば、日本酒は必ず飲めますね。
例えば、「風の森」という日本酒は「大人のファンタ」と呼ばれるくらい飲みやすいんですよ。

どんなうつわで飲んでるの？

みなさん、お気に入りのお猪口はありますか？

僕はこの酒器のセットがお気に入りです。東急ハンズで買いました。（笑）

東急ハンズ！かわいいね。

香りが強い日本酒を飲むことが多いので、これは口が広めで良いのと、量が入りすぎないから飲みすぎなくてちょうどいいんです。他にも、お猪口は十数個持っています。

そんなに！

逆に、僕は家にお猪口がないんです。いい日本酒はおつまみもいらないし、それだけでいけちゃうせいで飲みすぎるので…。日本酒は家で飲まないようにしています。

僕は、飲みすぎる自分をありのままに受け止めています！

僕が持つと普通のお猪口に見えますが、こちらは「minne」で作った蕎麦猪口です。「minne」をよろしくお願いします！

宣伝が入りましたね。

実は僕も同じものを持っています。なるべく酒瓶の蓋を開ける時間を控えたいので、これくらいのサイズがぴったりなんですよ。空気と光に当てたくないので。

日本酒は空気と光に触れると劣化しちゃうんですね〜。

私のはこれです。

あら、すごくかわいい。

加賀で買った九谷焼のお猪口です。中が可愛くて、これは３種類くらい持ってます。

めちゃくちゃいいなぁ〜。

でも、すごくちっちゃくて何回も飲むので、節制にはならない。（笑）