大分に良い酒あり!
今日は大分県産のものに徹底的にこだわった特産品の通販サイト「Oita Made」さんから蔵元の想いがこもった地酒をご紹介します。
地酒とは、その土地に根ざし醸されたお酒のこと。
地形や気温、文化や歴史、味の好みなど、地域によって様々な個性があります。
今回ご紹介するのは…「大分三井特別純米」
大分で開発されたお米”大分三井”を復活させてつくられた株式会社小松酒造場さんの「大分三井特別純米」。
「料理に彩りを添えられるように」と醸された、豊潤な味わいながらスッキリとした後味の日本酒です。
「酒づくりを生業にすることは最初から決めていました」一度は酒づくりの途絶えた小松酒造場を復活させた6代目蔵元杜氏の小松潤平さん。
東京の大学や高知の酒蔵で酒づくりを学び、31歳の時に故郷の宇佐市に戻ってきました。
「大分三井で自慢の“地域の酒”をつくりたいと思ったんです」大分三井とは、大分県で品種改良された飯米。
かつては大分県全域で作られていたが栽培が難しくいつしか姿を消していました。
しかし、大分三井が良い酒米になると確信していた小松さんは、種籾を見つけ出し、栽培することから酒づくりをはじめたのです。
そうしてできあがった特別純米酒は、豊かな旨味から爽やかな後味へと変化していく、気持ちの良い辛口。
「あつかいは少し大変だけど、この米がいい味を出してます」と小松さんは笑顔で話します。
九州・大分県の、土地と向き合いながらひたむきに良いお酒を作り続けている人たち。
それぞれ異なる熱意とこだわりがそそがれたお酒の個性を、ぜひご自宅で堪能してみてくださいね。